possessive jealousy 11

2009/01/13 00:00 

「あの……」

行き着けのレストランで、青年が口を開く。
睨み据えると、びくっと震えて青年が俯いた。

それは、見知らぬ男に連れられて、こんな所に来れば警戒もするだろう。

怖ず怖ずと視線を上げて、俺を見つめる瞳。
警戒している猫のよう。

「名前は…?」
「えっ…」
「あんたの名前」
「ゆ、裕一。葉山裕一です」

肩を震わせて、早口で答える。
はぁと俺は溜め息をついて、メニューに目を落とした。

本当、何してんだろう。

いくらなんでも、強引過ぎる。
警戒されて当然だ。

何であんな事思ったんだろう。
あの子と同じだと思ってしまったんだろう。

「とりあえず、裕一さんも何か頼んだら?」
「…………」
「だから、メニュー」

裕一は溜め息をつく、メニューを開いて、目を通した。
メニューの端からちらりと見る姿が、不覚にも可愛いと思ってしまう。

相手は男だ、見間違うな。
おれには岬がいる。

裕一と名乗った青年と居る感覚が余りにも不快で眉を潜める。

「じゃあ、コーヒーで」

瞳を伏せて、メニューを置く裕一に、俺は溜め息をついた。

「聞いて良いか?なんで、財布を…」

俺の言葉に、裕一の瞳が揺れる。

ああ…今にも泣きそうな顔。

「答えろよ」
「…………」

俺は落胆と失望の溜め息を落とす。
左右に頭を振って、もう一度、裕一を見据えた。
裕一はただ、黙って視線を逸らした。
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コメント

遅くなりましたーっ

引越しお疲れさまですたそしてそんな中でも
更新続けてほんとスゴス……!
新連載ここまで一気読みしますた(*´∀`)
岬サンイイキャラしてるすねv
話し方がなんかすごいそそられます(*´∀`)
ちょこちょこワンコととーやサンが出てくるのがまたタノシミす(*´∀`)
まだ忙しそうすけど
どうか無理なさらずに
またーりやってくだちぃ

そして遅くなってほんとすいません
今年もよろしくおながいしますっ!!!


No:298 2009/01/13 23:26 | ベラ #mQop/nM.URL編集 ]

あけまして、おめでとうございます。
こちらこそ、自ブログに引きこもってて、申し訳ありません(涙

そうそう、ちょこちょこと、ワンコタンやとーやさん出てくるんですよぉ。
なんたって、鈴木くんと友達ですから♪

うふふふ・・・岬さん気に入って頂けてなによりです☆
そのうち岬さんも大いに活躍する予定なので、気長に待っていて下さい!

こちらこそ、今年もよろしくお願い致します!!


No:304 2009/01/14 20:24 | やふー #rGf.koG2URL[ 編集 ]

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