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肉と野菜を炒めて、月桂樹の葉を入れる。
溶かしたバターを焦がさないように、小麦粉を絡めてルーを作る。 市販のルーを使わない母の料理。 僕も手伝っているうちに、一から作るのに慣れた。 お母さんにも、お嫁に行けるわね、なんて笑われたけれど、本当に、僕は料理が好き。 料理が作るのが好きと言うよりも誰かに食べて貰えて、おいしいって言われるのが大好きだから、秋人の好きなシチューを作っているのが楽しい。 きっと、今日もおいしいって言ってくるのかな。 ふふっと目を細めて、ふと、秋人に目を向ける。 秋人はぼぉっとしながら、僕の頼んだサラダを作っていた。 「ちょ…秋人、秋人ってば」 「えっ…あぁ…なっ……」 僕は慌てて秋人の手を止める。 目の前には、大量のマヨネーズ。 秋人はあっ…と声を上げて、口元を抑える。 僕は、心配そうに秋人を覗き込んだ。 「秋人、ねぇ?本当に大丈夫?」 熱でもあるのかな、と思ってこつんとおでことおでこをくっつける。 びくっと震えた秋人が、後退りして、慌てて僕から離れる。 「あき…と?」 眉を寄せて秋人を見る。 秋人は視線を漂わせて、何でもないから、と手を振った。 「無理しなくていいよ?リビングで休んでて?」 「………。ごめん、そうする」 視線を逸らして秋人が頷く。 ますます心配そうに顔を曇らせるが、秋人は苦笑して僕に背を向けた。 本当に、変な秋人。 いつもなら、大丈夫だって言って、無理にでも手伝うのに。 あっさり引き下がる秋人を不審に思いながら、僕は首を傾げた。 カウンターキッチンの先の秋人の様子をちらちらと見ながら、作業を再開した。 秋人は、リビングに飾ってある、母が気に入った僕の絵を何故だかじっと見つめ続けていた。 ****************************************** << BACK >>NEXT 秋人くん、思うところがあるようでつ。 あ、バレバレですね 管理人の戯言(拍手お礼など)はこちら *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* ※ブログ村のランキングは廃止しました☆すてきなBLブログサイトのリンクです。 それでも、応援したいという心優しい方々。ぽちして頂ければ、確認できます。 大変励みになってます。よろしくお願いします ![]() ↑少しでもお気に召して頂けましたらポチッとしてやってくださいませ ![]() 励みになりますm(_ _)m |
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