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「秋人、僕は未夢なのかな。未夢くんなのかな」
「は?未夢は、未夢だろう?」 帰り道、僕は秋人に問い掛ける。 秋人は目を丸くして、僕を見返した。 「んっ、そうだね」 そうなんだけれど… 何と言ったら、伝わるんだろう。 彼と居ると不思議な感じがする。 胸だってすごく痛くなってくる。 僕が僕でないような感じ。 どう伝えて良いかわからない。 「ねぇ、未夢」 小首を傾げて見上げると、何か秋人が考え込んでいる。 どうしたんだろう、と、覗き込むと、秋人は僕に目を向けて言った。 「今日、未夢ん家泊まりに行って良い?」 「ふぇ?良いけど、今日は誰もいないよ」 「んっ…わかってる」 秋人は前を見つめたままぽつりと呟く。 僕は何だろうと思ったけれど、聞いてはいけないような気がして、あえて聞かずに秋人に言った。 「それじゃあ、夕飯は秋人の好きなクリームシチューにしなくちゃね。お肉とか、フランスパンとか買って帰ろう」 僕は先程の考えを振り払うように、秋人ににこりと微笑む。 いつもなら、笑顔を返してくれる秋人。 なのに、今日は、何故か黙って僕を見つめていた。 ……? 何か、変な秋人。 彼に逢ってから、何故か秋人の様子がおかしいような気がする。 時折、物思いに耽ったり、何かを考えていたり。 そういえば、この間だって、急に怒鳴り声を上げられた。 良く解らない喧嘩だってしたし。 今だって、何か一緒にいても会話がない。 どうしちゃったんだろう? 心配そうに秋人を覗き込む。 僕の視線に気がついた秋人は、やっと笑顔を見せてくれた。 ………… 本当に、大丈夫なのかな。 心配そうに見つめる僕に、いつものように秋人がわしゃわしゃと僕の髪を撫でた。 ****************************************** << BACK >>NEXT 秋人くんターンでつ 管理人の戯言(拍手お礼など)はこちら *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* ※ブログ村のランキングは廃止しました☆すてきなBLブログサイトのリンクです。 それでも、応援したいという心優しい方々。ぽちして頂ければ、確認できます。 大変励みになってます。よろしくお願いします ![]() ↑少しでもお気に召して頂けましたらポチッとしてやってくださいませ ![]() 励みになりますm(_ _)m |
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